もっと知りたいシャンパンのこと
8.シャンパンの甘辛度は、こうして決まる
さて、ルミアージュによって澱を除くとシャンパンは少し目減りする。その分、リキュールを加えて補う(リキュール・デスクペディション)。シャンパンには辛口から甘口まで、さまざまあるが、このとき加えるリキュールの甘さの度合いによって、次ぎのように甘辛度が決まる。
極辛口(ブリュット)、辛口(エクストラ・セック)、中辛口(セック)、甘口(ドミ・セック)、極甘口(ドゥー)。また、全くリキュールを加えない超辛口(ウルトラ・ブリュット)もある。
総じてブリュットは、甘さに左右されず、純粋にそのシャンパンの持ち味を味わうことができるといえる。そのため上質のシャンパンはブリュットであることが多い。でもまあ、甘辛度は好きずでもありますが…。