もっと知りたいシャンパンのこと

7.毎日1万本のビンを職人が手で回す!

シャンパンはビン詰め後、地下カーヴで最低1年間、ビン内熟成をさせなくてはならない(上質のシャンパンほど熟成期間が長い)。
さらに、このあと、大変な作業が待っている。
出荷の数カ月前になると、熟成中の澱を除くため、30度くらいの角度のついた台にビンを差し込み、毎日、そう、毎日!8分の1づつビンを回して澱をビン口に集める(ルミアージュ)。この作業は、急ぎ過ぎると重い澱ばかりがビン口に集まり、軽いものがシャンパンとともにビン内に漂っている、ということになりかねないので、ゆっくり8分の1というのがお決まり。
ベテランの職人になると毎日、1万本以上ものビンを回す。シャンパン1本のルミアージュを終えるまでに軽く1〜2ヵ月!!
ルミアージュを終えたビンは口を下にして逆さに立て、ビンの口元だけをマイナス25度の液体につけて、澱を素早く凍らせてしまう(デゴルマジョン)。ここで栓を抜くと、シャンパンの圧力で中の澱だけが、スッと外にでてしまう。この行程も、気の遠くなるような作業だ。

誕プレオリジナル

誕プレ商品カテゴリー

定休日・営業時間のご案内

ご注文は365日24時間お受けしております。(本サイトからのWEB注文のみ)

また、お問い合わせは原則メールにてお願いしております。